写真●BizOne商談プロセス管理SFAの画面
写真●BizOne商談プロセス管理SFAの画面
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 クレオネットワークスは2012年9月24日、営業の商談における承認ワークフロー業務の中で、紙の見積書や契約書の電子化などを自動的に行えるようにするパッケージシステム「BizOne商談プロセス管理SFA+ドキュメント管理オプション(Enterprise Imaging Platform)」(写真)を発表した。11月1日に提供開始する。

 クレオネットワークスが同社の人的ワークフロー基盤をベースに商談プロセス管理用にパッケージ化した「BizOne商談プロセス管理SFA」と、キヤノンITソリューションズのシステム系ワークフロー(BPELエンジン)基盤「Enterprise Imaging Platform」(EIP)---の二つのソフトを組み合わせ、両者の連携モジュールとともに提供する。

 システム連携ワークフロー(BPEL)と人的/組織的ワークフローをともに提供し、この両者を連携させたシステムを提供する。これにより、人的なワークフローからシステム連携を駆動したり、システム連携をトリガーに人的ワークフローを駆動できるようになる。ソフトウエアのライセンス販売に加えて、システム構築サービスも個別見積もりで提供する。

 システム系ワークフローソフトのEIPの特徴は、基幹システムのほかに、複合機やイメージスキャナーなどの画像処理装置を含めてシステム連携できること。これにより、ファクスや紙で届いた見積書や契約書の処理を自動化し、スキャンデータを各種のシステムに引き渡す、といったシステムを構築できる。今回のパッケージでは、商談での見積書/契約書の処理を自動化できる。

 価格(税別)は、必要なソフトウエアライセンス一式(BizOne商談プロセス管理SFA、EIP、連携モジュール)で、480万円から。保守サービスは年額84万円から。なお、クレオネットワークスは今回の企画に合わせて、連携ソフトであるキヤノンITソリューションズのEIPを販売開始する。一方、キヤノンITソリューションズも、クレオネットワークスの製品を販売開始する。