Androidアプリのレビューサイト「アンドロイダー」を運営するアンドロイダーは2012年9月24日、同サイトにおける不正アプリ防止の取り組みを強化すると発表した。10月1日から、開発者が同サイトに登録したすべてのアプリに対して、サイト掲載前にトレンドマイクロ製のモバイルアプリ評価システムなどを使った独自セキュリティチェックを実施。安全性が確認されたアプリのみを同社の公認アプリとして一般ユーザーに公開する。

 セキュリティチェック機能としては、トレンドマイクロが開発したモバイルアプリ評価システム「Trend Micro Mobile App Reputation」を新規導入する。同システムは、モバイルアプリを「不正なシステム挙動の分析」「プライバシーリスク」「システムリソース消費量」の3点について自動的に分析・評価する。

 これに加えて、アンドロイダーではパーミッションチェック、人力チェックなどを盛り込んだ独自のセキュリティチェックを実施。アプリに不正な挙動が確認された場合は、開発者にフィードバックする。さらに、開発者一人ひとりの身元を確認する取り組みも行う。