スマートフォン向けのゲームアプリや、ソーシャルゲームが大きな注目を集めている、今回の東京ゲームショウ。そうした状況を反映して設けられたのが、スマートフォンやソーシャル関連のゲームを手掛ける、中小規模の企業ブースを集めた「スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー」だ。ゲームショウでは大手ブースに注目が集まりがちだが、こうした所にある小規模のブースの中にも、ユニークな出展をしている企業がいくつかあるので注目したい。

 いくつか例を挙げてみよう。シンテックという企業のブースでは、着脱式のAndroidスマートフォン用ゲームコントローラー「SMACON」を展示。Bluetoothで接続するので、スマートフォン本体と一体で利用するだけでなく、コントローラー部分だけを切り離してゲームをプレー可能。モバイル向けのゲームベンダーとして知られるGAMELOFT社が対応するゲームを用意しているほか、キーボードで操作するタイプのゲームであれば対応できるとのことだ。

Androidスマートフォン用ゲームコントローラー「SMACON」。本体に接続してゲームが遊べる
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Bluetoothでの接続なので、本体から切り離してコントローラーのみで操作することも可能
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