東京ゲームショウの「スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー」には、携帯電話やスマートフォン向けのゲームを提供しているコロプラが初出展。同コーナーの中では比較的大きめのブースを構え、存在感を発揮している。

 コロプラといえば、携帯電話やスマートフォンの位置情報を活用したゲーム“位置ゲー”の草分けで、社名と同じ「コロプラ」という位置ゲープラットフォームを提供していることで知られる。だが同ブース内にあるのは、ダンスイベントなどを実施するスペースと、同社が提供しているスマートフォン向けのゲームのみで、位置ゲーの姿は見当たらない。

 なぜ位置ゲーではなく、スマートフォン向けゲームを展示しているのだろうか。担当者に話を聞いてみたところ、それはコロプラの最近の動向にあるという。実はコロプラは近年、スマートフォン向けのゲームアプリを次々と投入しており、「秘宝探偵」「プロ野球PRIDE」などは、Google PlayやApp Storeの売り上げランキングで常に5本の指に入るポジションをキープ。スマートフォンでは非常に高い存在感を発揮するゲームベンダーとなっているのだ。ちなみにこれらのゲームアプリのいくつかには、位置情報を活用する要素が入っているものの、それを前面に押し出しているものは多くない。

 そうしたことから今回、スマートフォンのゲームアプリを提供するベンダーとしてのアピールを積極化するべく、ゲームショウに出展したのだそうだ。そして今後はスマートフォン向けのゲームアプリ開発に重点を移し、積極的に取り組みたいとしている。

コロプラのブースは、スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナーの中では比較的大きく存在感を発揮
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スマートフォン向けの人気ゲームアプリを展示。写真は恐竜を用いたバトルゲーム「恐竜ドミニオン」
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本格ゲームだけでなく、「Kuma the Bear」のブランドでカジュアルゲームアプリも展開。写真は「the射的!」
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ブースにはコロプラの人気キャラクター“クマ”も登場
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会場ステージではクマと、来春公開予定映画「恐竜を掘ろう」のPR宣伝隊「Dガールズ」がダンスするステージを連日開催
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