写真●ツルハホールディングスの海外1号店となるタイのゲートウェイ・エカマイ店
写真●ツルハホールディングスの海外1号店となるタイのゲートウェイ・エカマイ店
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 富士通は2012年9月21日、ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)がタイに出した海外1号店にPOS(販売時点情報管理)システムを納入したと発表した。アルコール類の販売を自粛する日時を設定できるなど、タイの宗教や商習慣に合わせた機能を持たせた。

 7月に開店したゲートウェイ・エカマイ店に納めたのは、富士通フロンテックが開発・製造する「TeamPoS 7000」。本部でタイムセールスなどの販促を企画してシステムに登録するとリアルタイムにPOS端末に反映したり、レシートの控えを電子データで保存したりする機能を備える。

 富士通システムズビジネス(タイランド)がPOSシステムの構築や導入、保守を手掛けている。ツルハHDは今後2年で、タイに10店舗を出すことを目指しているという(写真)。