gloopsは9月20日、東京ゲームショウ会場内の同社ブースにおいて、今後のビジョンと海外戦略に関する記者発表を開催した。

 まずはgloopsのソーシャルゲーム事業本部 エクゼクティブプロデューサーである加藤寛之氏が、9月末にMobageで提供されるソーシャルゲーム「大激突!!ガーディアンブレイク」の詳細について発表した。このタイトルは、同社が得意とするカードバトルタイプのソーシャルゲームだ。“ぬるいバトルゲーは卒業だ!”というコンセプトが示す通り、マップが複数あって自由に移動できることや、チェスの要素を取り入れ、キングを倒すと大幅なダメージを与えられるバトル、マスターが特別なスキルを持つ“役職”となるユーザーを任命できるギルドシステムなど、ゲームの戦略性をより高めているのが大きな特徴となっている。

 カードバトルで人気要素の1つとなっているイラストについては、近頃人気を集める美麗系のものではなく、「大召喚!!マジゲート」などに近いデフォルメ系のイラストを採用。だが一方で、従来にはない影の表現をもたせることで、細部の書き込みにこだわり深みを持たせているという。

新タイトル「大激突!!ガーディアンブレイク」について説明する加藤氏
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“ぬるいバトルゲーは卒業だ!”というコンセプトの元、戦略性を高めているのが特徴
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バトルシステムにチェスの要素を取り入れ、移動の自由や逆転要素を増やしたことで、仲間との協力体制や戦術がより重要となっている
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カードに描かれるキャラクターには、人気の美麗系ではなくデフォルメ系を採用。だが書き込みを強化し、深さを出しているという
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