ブロードメディアは2012年9月20日、幕張メッセで開催中のイベント「東京ゲームショウ2012」において、無線LAN対応クラウドゲーム機「G-cluster」を発表した。2013年春の発売を予定しており、ゲームタイトルやサービス内容、製品価格などについては随時発表する。

 G-clusterでは、ゲームプログラムの実行などをサーバー側で処理し、処理結果の画面をインターネットで動画配信する「Gクラスタ技術」を採用している。端末側では主に動画のデコード処理のみ行うため、端末を問わずサービスを提供できるという。

 G-cluster本体は手のひらサイズで、付属のホルダーでテレビの背面に取り付けられる。また、電源はミニUSB端子でテレビから給電し、映像はHDMIケーブルでテレビに出力する。インターネットには無線LANで接続するため、本体と配線がすべてテレビの裏側にコンパクトに収まるという。本体をテレビにつなぎ、無線LANに接続すると、パッケージソフトの購入やダウンロードなしでクラウドゲームを楽しめる。端末やゲームの操作は無線LANで接続したスマートフォンやタブレットを使って行うほか、市販のUSB接続のゲームパッドも利用できる。

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