写真1●「楽天イー・モバイル」を設立
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写真2●両社のリソースを組み合わせ、相乗効果を狙う
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写真3●国内ブロードバンド市場におけるモバイル回線のシェアは、20%近くにまで拡大しているという
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写真4●今回楽天ブランドで発売するモバイルルーターの仕様
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写真5●申込者にはポイントまたは電子書籍リーダーを提供
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写真6●会見に出席した楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長(中央左)とイー・アクセスの千本倖生代表取締役会長(中央右)
写真6●会見に出席した楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長(中央左)とイー・アクセスの千本倖生代表取締役会長(中央右)
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 楽天とイー・アクセスは2012年9月19日、共同で「楽天イー・モバイル」を設立した。この新会社において、モバイルデータ通信サービス「楽天スーパーWiFi」の提供開始を2012年10月1日に予定する。9月19日に加入受け付けを始めた。

 新会社の楽天イー・モバイルは、出資総額が5億円で、出資比率は楽天が51%、イー・アクセスが49%である。新会社の代表取締役社長には、楽天 常務執行役員兼CMOの中島謙一郎氏が就任する。今回新会社を設立してモバイルデータ通信サービスを展開する狙いとして、楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は「ユーザーのモバイル通信へのニーズは強く、通販事業だけでなくカード事業や銀行事業など、グループ内事業とのシナジーも高い」と述べた。

 楽天スーパーWiFiでは、イー・アクセスが提供する次世代モバイル高速通信サービス「EMOBILE LTE」を楽天ブランドで展開する。月額利用料は3880円で、契約期間中の2年間は「楽天市場」での買い物に通常購入の3倍の「楽天スーパーポイント」が付与される。また加入者には、契約時に楽天スーパーポイントを5000ポイントプレゼント、あるいは電子ブックリーダー「kobo Touch」を無料提供する。

 同サービスは、楽天会員のIDを使って申し込め、煩雑な契約手続きが不要という。モバイルルーター端末は最短で申込日の翌日に届き、その日からインターネットを利用できる。

 楽天スーパーWiFiで提供するモバイルルーター端末は、名刺サイズで約140g、連続利用は最大約9時間である。また最大10台(USBケーブル接続を利用すると最大11台)の端末に同時接続でき、モバイルパソコンやタブレット端末、スマートフォン、電子書籍リーダーなど複数端末からの同時利用や、複数ユーザーによる同時接続に対応する。

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