写真●Yahoo!天気・災害 雨雲ズームレーダー
写真●Yahoo!天気・災害 雨雲ズームレーダー
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 ヤフーは2012年9月18日、地図上に雨雲の動きを表示するサイト「Yahoo!天気・災害 雨雲ズームレーダー」(写真)をオープンした。併せて、同サイトの雨雲レーダー表示機能に対応したiOS/Android向けアプリを開発するためのJavaScript APIとSDKを開発者向けに公開した。

 Yahoo!天気・災害 雨雲ズームレーダーは、同社の地図情報サービス「Yahoo!ロコ 地図」が提供する地図の上に、1平方キロメートルごとの降水量を表示するサイトである。情報は5分ごとに更新され、60分先の予測まで確認することができる。

 同サイトが提供する雨雲情報は、同社の天気情報サービス「Yahoo!天気・災害」および地図情報サービス「Yahoo!ロコ 地図 雨雲レーダー」上の両方で見ることが可能。「地図情報と天気情報のどちらを調べたいときも同じ雨雲データを確認できるよう、ユーザーの利便性を高めた」(同社)とする。

 同サイトの仕組みは、同社が開発者向けに公開している地図・地域情報プラットフォーム「Yahoo!Open Local Platform」を活用して開発された。同サイトのオープンに合わせて、同社は、雨雲レーダー表示機能に対応したJavaScript API「Yahoo!JavaScriptマップAPI」、iOS向けSDK「Yahoo!iOSマップSDK」、Android向けSDK「Yahoo!AndroidマップSDK」を無償公開した。