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「仮想化とクラウドによってデータ保護の重要性が高まっている」、米クアンタムのエバンジェリスト

干場 一彦=コンピュータ・ネットワーク局編集委員 2012/09/15 日経コンピュータ
写真●米クアンタムのデビッド・チャパ氏(チーフテクノロジーエバンジェリスト)
写真●米クアンタムのデビッド・チャパ氏(チーフテクノロジーエバンジェリスト)
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 ストレージベンダー米クアンタムのチーフテクノロジーエバンジェリストであるデビッド・チャパ氏(写真)が来日し、2012年9月14日に記者会見を開催した。同氏は顧客への訪問などにより、市場のトレンドを把握。将来の方向性をまとめて、社内の技術部門へフィードバックしている。同氏は仮想化とクラウドによって、データ保護の重要性が高まっていると語った。会見の要旨は以下の通りである。

 仮想化技術の発展により、クラウドが活用しやすくなり、コスト削減と性能向上が実現している。そして、仮想化やクラウドの土台にあるのが「データ保護」だ。仮想化やクラウドの普及に伴い、データは急速に増大している。2012年に企業がIT投資を行う領域として「バックアップ」が第1位になっているという調査会社のデータもある。同じ調査会社のデータでは2011年の第1位は「仮想化」で「バックアップ」は第5位だった。今後、しばらくは「仮想化」と「バックアップ」の二つが上位を占めると考える。

 企業は、仮想化によるサーバー統合については計画通り行うことができたが、想定外だったのはデータが増えたことである。特に、非構造のファイルのようなデータが増えている。Web 2.0、ソーシャルネットワーキング、ライフサイエンスなどによってデータが増えている。興味深いのは、アーカイブしたデータを収益化したいというニーズが出てきていることだ。これからはアーカイブデータを分析して売り上げ増大につなげる流れが出てくる。

 もちろん、このように増大するデータも管理は可能である。「データの等価性」「データの分類」「データの保存期間」「データのアーカイブ」という観点が重要だ。データの価値は同等ではない。例えば私の家族写真と会社の売り上げデータを比べると、後者のほうが会社にとって重要である。重要なものとそうでないものを分類し、適切な階層によって管理をすればよい。さらに、データの保存期間を決める。企業は、いつデータを廃棄するのかを考えるべきだ。

 このようなトレンドを踏まえて、クアンタムはデータ保護およびビッグデータ管理に実績を持つ「専門企業」として、物理・仮想・クラウド・ビッグデータにおける情報の格納と保護で業界をリードしていく。クアンタムは1999年に階層ストレージ機能を実現する「StorNext」というビッグデータソリューションを提供している。データ保護は当社のDNAといえる。あらゆる環境とあらゆるスケール、さらにはデータの全ライフサイクルにわたってデータの保護と保存を可能にしていく。

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