富士通は2012年9月14日、大学のサイトで研究者を紹介するページの作成を支援するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を提供すると発表した。富士通によれば、大学が独自に研究者のデータベースを持たずに済むため、関連するシステム管理者を半分以下に減らせるという。

 「Ufinity 研究者業績サービス」は、大学の研究者紹介ページの仕様に合わせて、所属する学部や学科といった公開情報の設定を変えたり、デザインやレイアウトを変更したりできる。科学技術振興機構が運営する国内最大の研究者データベース「ReaD&Researchmap」のデータを使うことで、研究者は登録や更新にかかる手間を減らせる。月額4万5000円で利用できる。