NECは2012年9月12日、滋賀県豊郷町に自治体向けクラウドサービスを提供すると発表した。これまで豊郷町の庁内で管理していた基幹業務システムをクラウドに切り替えることで、運用コストを5年で2割削減できると想定している。NECは1億2000万円で受注した。

 豊郷町は2013年5月から、NECの自治体向けクラウド「GPRIME for SaaS」を利用する。住民情報や税務、国保/年金など19の業務システムを使う。複数の地方自治体で基幹業務システムの構築を手掛けた実績を持つシステム開発会社のキステムが導入を支援する。