米Microsoftは現地時間2012年9月11日、次期OS「Windows 8」向けアプリケーションの配信/販売サイト「Windows Store」におけるアプリケーション登録の拡大を発表した。すべての開発者が登録できるようになったほか、対象地域も追加した。

 Windows Storeでは、8月初頭に企業のアカウント登録と有償アプリケーションの申請受付を開始していた。今回、個人開発者からもWindows Storeアプリケーション(旧:Metroスタイルアプリケーション)の登録を受け付ける。対象を82市場追加し、全120市場の開発者が参加できるようにした。

 また、Microsoftの開発者向けサービス「MSDN」の加入者は、「Visual Studio Professional」「Test Professional」「Premium」「Ultimate」「BizSpark」などのサブスクリプションを購入していれば、1年間有効のWindows Store開発者アカウント(米国では49ドル)が無償で提供される。「Windows Store Dashboard」サイトでサインインし、無償の開発者向けツールやソフトウエア開発キット(SDK)などを利用できる。

 なお、Windows 8は10月26日に正式リリースする予定(関連記事)。Microsoftはその時点で多くのWindows Storeアプリケーションを揃えておきたいと考えている。

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