「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれる「インターネット セキュリティ」の画面例
「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれる「インターネット セキュリティ」の画面例
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 カスペルスキーは2012年9月10日、セキュリティソフトの新版「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。特徴は、Windows、Mac、Androidそれぞれに対応したソフトを同こんすること。新版では、同じユーザーが利用する機器なら何台でもインストールできる製品を用意した。10月11日発売。

 今回発表された製品には、Windows向けの「インターネット セキュリティ」、Mac向けの「セキュリティ for Mac」、Androidスマートフォン向けの「モバイル セキュリティ」、Androidタブレット向けの「タブレット セキュリティ」が含まれている。

 インターネット セキュリティは、ウイルス対策や迷惑メール対策、危険なサイトのブロック、ファイアウオールなどの機能を備えた統合セキュリティソフト。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP。

 新版では、脆弱性を悪用するようなプログラムをウイルスとして検出する機能や、ネットバンクとやり取りするデータを保護する機能などを追加したという。

 セキュリティ for Macの新版では、危険なサイトのブロックなどを追加。対応OSはMac OS X 10.6~10.8。

 モバイル セキュリティとタブレット セキュリティは、ウイルス対策に加え、危険なサイトのブロック機能や、盗難対策機能などを備える。いずれも、Android 4.xにも対応する。

 カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティとしての特徴は、同一ユーザーが私的に利用する機器なら何台でもインストールできる「プライベート版」を用意したこと。従来同様、1製品を利用者にかかわらず3台の機器にインストールできる「3台版」も販売する。

 パッケージ版の価格の以下の通り。有効期間が1年のプライベート版が7140円、有効期間3年のプライベート版が1万1340円。有効期間が1年の3台版は7140円、3年の3台版は1万1340円。

 ダウンロード版については、有効期間1年および3年のプライベート版がそれぞれ5980円および9800円、有効期間1年および3年の3台版はそれぞれ6279円および1万290円。