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学生が1カ月でアプリを開発する「ブレークスルーキャンプ2012 Summer」、決勝開催

菊池 隆裕=ITpro 2012/09/10 ITpro
写真1●日本マイクロソフト本社で行われた決勝プレゼン
写真1●日本マイクロソフト本社で行われた決勝プレゼン
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 わずか1カ月で、学生グループがスマートフォン向けのアプリを企画し、完成させる――。こんな意欲的なコンテストの発表会が、2012年9月9日に行われた。IMJインベストメントパートナーズが主催する「ブレークスルーキャンプ2012 Summer」の決勝プレゼンである(写真1)。

 同キャンプは「世界に通用するスマホアプリを日本の学生の手で生み出したい」(同イベントの運営統括を務めるブレークスルーパートナーズの赤羽雄二氏)という意図で、昨年に続き開催された(前回開催時の記事)。8月8日に行われたキックオフ・ミーティング以降、週1回のミーティングや直前合宿などを経て、アプリ開発部門の参加チームは決勝プレゼンで発表できるまでに完成度を高めた。9日の決勝プレゼンには、前日の準決勝を勝ち抜いた7チームが登壇した。

1年前の思い出をプッシュ配信

写真2●アプリ開発部門で優勝した「ReeP」の画面例
写真2●アプリ開発部門で優勝した「ReeP」の画面例
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写真3●第2位の「YUIGON」ユーザーの関係性
写真3●第2位の「YUIGON」ユーザーの関係性
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 アプリ開発部門で優勝したのは、Azcrapが開発した「ReeP」(写真2)。同アプリは、昔の思い出を届ける機能を備える。SNSに投稿するユーザーが多い一方で、投稿内容を振り返ることが少ないことに注目した。

 実装としては、1年前の同じ時間の投稿をプッシュ通信する。1年前に集まったメンバーにもう一度会うことを提案する「Remeet」ボタンも用意した。iPhoneおよびAndroid向けにアプリを実装済みである。

 2位が、ARDによる「YUIGON」。若い人向けの遺言アプリで、遺言を書く人と受け取る人、本人の死を確認する人(おくり人)の3者で成り立つ(写真3)。各種SNSへの書き込みの有無をきっかけに「生存らしさ」を判断、第三者3人の合意をもとに死を判断し、指定の人に遺言を届けるという。同アプリは、普段は死を意識したことのない若い人に、周囲の人との関係性を考えるきっかけにもなるものだとした。

 3位のFreepが開発したのは「Talk space」。オンラインに記録した音声データによって思いや感情を伝えようというアプリである。コミュニケーションを活性化させるための演出として、効果音や音声テンプレートなどの「SoundStamp」を用意する。このStampの有料販売などのビジネスモデルを考えている。

 Freepのメンバーは、鹿児島大学の学生。直前合宿などを通じて「鹿児島ではできない経験が得られた」とまとめた。

 3位以内には入らなかったものの、いとうチームが開発したプロジェクト管理ツール「TODO」(とど)には清和ビジネスが提供する特別賞が与えられた。プロジェクト管理が大変であると認識している人が多いにもかかわらず、現状のツールでは満足していない人が大半であるというギャップに注目したアプリである。簡単なユーザー登録と、チャットを中心としたシンプルなインタフェースが特徴だ。

 このほか、ケンジと愉快な仲間たちによる「Real Face」は、身近な知人に本音を伝えるためのアプリ。Facebookでは管理が煩雑になりがちな「話題ごとに本音を語れる仲間」をグループ化し、本音を簡単に投稿できる。現在のSNSツールをうまく使いこなせない女子大生を主ターゲットとする。発表では、「クローズなSNSにはまだまだ可能性がある」とした。

 こもんずれんじゃーが開発したのは、「デモレンジャー」。社会の不満を可視化して、主張を行動に昇華させるためのアプリケーションである。ある問題に対する賛成と反対を募り、オンライン上の署名として、所轄団体などに提出。世論形成や制度改正などにつなげる狙いがある。

 チームIは、イスラム教徒が飲食できるハラルフードを検索するためのアプリ「isramap」を開発。チームメンバーが大学の友人と一緒に食事をしようとしたところ、食事の制約があって結局別々に食事せざるを得なかったことがきっかけになったという。

 同チームは、フェーズ1からはじめ、アジア展開(フェーズ2)、世界展開(フェーズ3)の順に拡大する予定だ。広告掲載やイスラムフードのオンライン販売を考えているという。

 以上の決勝プレゼンに残った7チームのほか、ライトニング・トークス枠で成果発表したのは、オンラインでノートを共有する「noteport」を開発したMSMS、休日のアクティビティを提供する「Picola」を開発したチームPicola、スポーツ感動共有アプリ「FEVER」を開発したfuturelabo、メモ共有アプリ「Memohack」を開発したMemohackの各チームである。このうち、futurelaboにも清和ビジネスから特別賞が贈られた。

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