米Facebookは現地時間2012年9月4日に米SEC(証券取引委員会)に企業報告書を提出した。その中で、共同創業者で大株主のマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)に加えて、社外取締役2人についても保有株式の売却予定がないことを明らかにした。2人は、米ネットスケープの創業者として知られるマーク・アンドリーセン氏と、米ワシントン・ポスト会長のドナルド・グラハム氏。ザッカーバーグCEOについては今後1年間、2人の社外取締役については期間を明記せず、「今のところない」としている。

 一方で、今年10月から2013年5月までに生じる売却可能株式についても報告している。従業員や機関投資家らが持つそれぞれ数千万単位の株式がリストに上がっており、株価の動向に影響を与えそうだ。