NECは2012年9月5日、Windows Server 2012のサーバー仮想化技術であるHyper-V 3.0環境下で利用できるOpenFlowスイッチ製品「UNIVERGE PF1000」を発表した。Hyper-V標準の仮想スイッチを機能拡張するプラグインとして提供する。出荷予定時期は2012年11月で、価格は現時点では未定。

 Hyper-V 3.0の仮想スイッチを機能拡張し、OpenFlowスイッチとして利用できるようにする。NECのOpenFlow製品ブランド「UNIVERGE PF」のラインアップを拡張する新製品という位置付け。既存の物理スイッチ機器「UNIVERGE PF5240/5820」と同様に、コントローラ機器「UNIVERGE PF6800」からOpenFlowで制御できるようになる。

 Hyper-V標準スイッチのプラグイン拡張であり、単独で動作する仮想スイッチではない。Windows Server 2012のHyper-V仮想スイッチは、NECなどのサードパーティーが機能を拡張できるようになっている。NECでは、Windows Server 2012の開発版の段階からUNIVERGE PF1000の動作を検証してきたという。