米Microsoftは現地時間2012年9月4日、最新サーバーOS「Windows Server 2012」の一般提供を発表した。専用サイトを通じて製品評価版をダウンロードできる。

 Windows Server 2012は、サーバーの定義を拡大し、仮想化やストレージ、ネットワーク、自動化に関する多数の新機能を追加した。「Windows Azure」や「System Center」と組み合わせることで、企業はプライベートクラウド、ホスト型クラウド、パブリッククラウドのいずれの環境においても、アプリケーションおよびサービスの管理および提供能力を向上できる。

 早期導入企業70社の調査に基づくと、平均で52%のダウンタイム削減、41%のワークロード導入時間の短縮、従業員1人あたり年間15時間の節約が期待できるという。早期導入企業の91%はサーバー管理作業の効率化を、88%はネットワーク管理作業の効率化を見込んでいる。

 製品評価版は、ダウンロード後インストールして180日間、全機能を試すことができる。評価版では「Standard」エディションと「Datacenter」エディションが用意されている。

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