米Appleは、iOS向けアプリケーションやコンテンツに関する知的財産権侵害を開発者が申し立てるためのオンラインフォームを作成した。

 Appleのモバイルアプリケーション配信/販売サービス「App Store」で提供されているアプリケーションやコンテンツによって知的財産権を侵害されていると主張する開発者は、同フォームを使ってApp Storeの法律関連チームに申し立てできる。

 同フォームを用意した「iTunes Content Dispute」サイトの説明によると、開発者が特定のiOS向けアプリケーションに知的財産権を侵害されたとして同フォームを提出すると、App Store法律関連チームが苦情申請者と問題のアプリケーションの開発者に参照番号の付いた電子メールを送って連絡を取り、双方が直接やり取りできるようにする。

 App Store法律関連チームとさらに連絡を取りたい場合は、参照番号を含んだ件名の電子メールを使用する。なお、Appleが申請者の電話番号を問題としているアプリケーションの開発者に知らせることはないという。