日本ヒューレット・パッカード(HP)は2012年8月31日、ブレード型ワークステーションの新製品「ProLiant WS460c Generation8」の販売を始めた。ワークステーションを社内のデータセンターに集約し、シンクライアントを通じて遠隔利用する用途を想定する。複数モニターを同時に使う金融業のディーリング業務や、製造業のCAD業務などに向くという。希望小売価格は51万2400円。

 米インテルのプロセッサ「Xeon E5-2600製品ファミリー」を搭載、メモリーの容量は最大512ギガバイト。CAD用途などでグラフィックス性能を高めるため、NVIDIA Quadro 500M/1000M/3000Mを載せた専用メザニンカードを搭載できる。