interest targetingの関心事カテゴリー選択画面
interest targetingの関心事カテゴリー選択画面
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 米Twitterは現地時間2012年8月30日、広告主向けの新たな機能「interest targeting」を発表した。広告主が特定のトピックに関心を持つユーザーに、より幅広くリーチできるようにする。

 新機能は、同社の広告商品「Promoted Tweets」「Promoted Accounts」を導入している広告主に提供する。広告主は特定のトピックを設定し、そのトピックに関心を持つより多くのユーザーを対象に、より強い反応を示すであろうユーザーに合ったメッセージを伝えることができる。

 interest targetingには二つの方法がある。

 より幅広いリーチを目的とする場合は、教育、ホームおよびガーデニング、投資、サッカーなど各種分野にわたる350以上の関心事カテゴリーから対象を選ぶ。例えば、新しい犬のアニメーションを宣伝したい場合、「アニメーション」「マンガ」「犬」を選択すればよい。

 これに対して、興味の対象を絞ってリーチしたい場合は、カスタム項目を作成し、宣伝したい商品やイベントなどと関連性のあるユーザー名(@username)を指定する。例えば、独立系バンドの次回ツアーを宣伝する場合、似ているバンドのユーザー名を指定すれば、同じ傾向の音楽を好きなユーザーにリーチできる。

 一部の広告主を対象に実施した限定ベータテストでは、全体的にエンゲージメント率が向上したという。こうしたベータテストの結果を踏まえ、今回interest targetingをすべての広告主に提供することを決定した。併せて、広告の最低入札単価を1セントに引き下げることも発表した。

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