2012年8月30日、米Dellはドイツ・ベルリンで開催されている国際コンシューマーエレクトロニクスショー「IFA 2012」の同社ブースで報道関係者向けの発表会を開催し、XPSシリーズのPC製品3機種を発表した(写真1)。
「XPS 10」は、10インチディスプレイのWindows RTタブレット。ディスプレイとキーボードを分離することで、タブレットとして利用できる(写真2、写真3)。ARMプロセッサを搭載し、非常に長時間のバッテリー駆動が可能。インタフェースは、キーボード部にUSBポートとミニHDMIポートを備える。
「XPS Duo 12」は、12インチのコンバーチブル型Ultrabook。ディスプレイを回転させることでタブレット型に変形するユニークな機構を備える(写真4、写真5)。画面解像度はフルHDで、タッチ操作に対応。本体にはカーボンファイバー素材を、ディスプレイ保護にはゴリラガラスを採用する。
「XPS One 27」は、27インチディスプレイのオールインワン型PC。クアッドHD(2560×1440ドット)という高解像度ディスプレイを搭載する(写真6、写真7)。スタンドの角度を調整することにより、ディスプレイを寝かせることも可能。背面にUSB、有線LAN、HDMIなどのインタフェースを備える。高音質スピーカーによるエンターテインメント利用も想定している。
いずれの製品も、発売はWindows 8が正式発売される2012年10月末以降を予定している。