新日鉄ソリューションズは2012年8月29日、オープンソースの大規模分散処理ソフト「Hadoop」を採用したバッチ処理システムの開発・運用を支援するサービスを開始した。基幹系システム周辺のバッチ処理を想定している。ノーチラス・テクノロジーズと提携し、同社のHadoopフレームワーク「Asakusa Framework」を用いる。

 同サービスは、(1)Hadoop適用に関するアセスメントを行う「バッチ処理コンサルティングサービス」、(2)処理モデルの設計と実機による各種検証を実施する「処理方式検証支援サービス」、(3)Asakusa Frameworkを活用してバッチ処理システムを設計・構築する「高速バッチシステム構築ソリューション」、(4)HadoopおよびAsakusa Framework採用システムの運用設計から保守までを行う「Hadoop/Asakusa Framework運用保守サービス」の4つのメニューを提供する。

 Asakusa Frameworkは、ノーチラス・テクノロジーズが開発しオープンソースソフトウエア(OSS)として公開した、Hadoop技術を使いバッチ処置アプリケーションを開発するためのフレームワーク。テスト機構、外部システム連携、運用システム連携などの機能を提供する。