電子情報技術産業協会(JEITA)は2012年8月28日、2012年7月の国内パソコン出荷台数が前年同月比16.2%減の76万5000台だったと発表した。2カ月ぶりの前年同月比減で、前月が新製品の出荷前倒しで好調だったことの反動が出た。

 内訳は、デスクトップが同23.3%減の21万8000台、ノートが同12.9%減の54万7000台で、ノート型の比率は71.5%。また、地上デジタルチューナー内蔵パソコンは同46.6%減の3万6000台とほぼ半減した。

 出荷金額は同28.4%減の560億円で、2カ月ぶりのマイナス成長。内訳は、デスクトップが同40.7%減の157億円、ノートが同22.1%減の403億円だった。(鴨沢 浅葱=Infostand)