パナソニックは2012年8月25日、小中高生を対象にしたパソコン組み立て教室「手づくりレッツノート工房 2012」を同社の神戸工場で開催した。子どもたちにものづくりの楽しさを体験してもらうことを目的としたイベントで、千葉県から熊本県まで、全国から約50人が集まり、ノートパソコンを組み立てた。

 手づくりレッツノート工房は、毎年夏休みの時期に開催されており、今年で12回目となる。組み立てるノートパソコンは「Let's note CF-SX2」。重量が1.21kgで、バッテリー駆動時間が9時間の最新モデルである。Web直販サイト「マイレッツ倶楽部モデル」と同じく、参加者は本体の色を選択できる。参加費用は12万円。組み立てだけではなく、工場見学やはんだ付け体験教室など、ものづくりの現場を見て感じられる構成となっている。

手づくりレッツノート工房 2012が開催された神戸工場(兵庫県神戸市西区)「Let's note」と堅牢ノート「TOUGHBOOK」の生産拠点
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開校式で挨拶したパナソニック AVCネットワークス社 ビジネスソリューション事業グループ ITプロダクツビジネスユニットの原田秀昭ビジネスユニット長。「この神戸工場で開発から設計まで手がけている。ものづくりは簡単ではないが、その楽しさを体験し、思い出にしてほしい」と語った
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開校式では、従業員のキャラクター「レッツ博士」と「ぶーすけ」が組み立てる製品の特徴を説明。漫才風の掛け合いを交えながら会場を和ませた
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