NTT西日本は2012年8月27日、フレッツ光の料金プランを充実・強化すると発表した。最大1Gbpsの高速メニューの値下げ、二段階定額サービス「フレッツ 光ライト マンションタイプ」の値下げ、「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ(ひかり配線方式)」の値下げ、家族や知人などのグループを対象とした「コミュニティー割引」の導入――の四つを柱としている。

 これまで最大概ね1Gbpsの通信速度に対応したプランとして提供してきた「フレッツ 光ネクスト エクスプレスタイプ」を、「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」として改め、月額利用料を値下げして2012年10月1日に提供する。月額利用料は戸建て住宅向けが現行7014円から5218.5円に、集合住宅向けが現行5670円から3559.5円(プラン1:1ユーザごとの申し込みで8ユーザ以上の申し込みが見込める場合)に、現行5197.5円から3087円(プラン2:代表者からの申し込みで、16ユーザ以上の申し込みが見込める場合)に、現行6426円から4315.5円(プラン・ミニ:6ユーザ以上のお申し込みが見込める場合)にそれぞれ値下げする。現在「フレッツ 光ネクスト エクスプレスタイプ」を利用中のユーザーは、申し込み不要で10月1日から「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」として利用できる。なお、価格はいずれも2年間の継続利用を条件とした「フレッツ・あっと割引」適用時のものである(以下同)。

 集合住宅向け二段階定額サービス「フレッツ 光ライト マンションタイプ」については、月額の基本料金(利用量200Mバイト以下に適用)を現行2940円から2310円に、上限料金(利用量1200Mバイト以上に適用)を現行5880円から5250円に値下げする。従量部分の通信料は、これまでと同じ10Mバイト当たり29.4円である。

 2012年10月1日に、「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ(ひかり配線方式)」の月額利用料を値下げする。「プラン1」の月額利用料を現行3874.5円から3559.5円に、「プラン2」の月額利用料を現行3402円から3087円に、「プラン・ミニ」の月額利用料を現行4630.5円から4315.5円にそれぞれ値下げする。

 こうした各サービスの値下げのほかに、複数同時利用に対する割引制度も用意した。具体的には、2012年10月1日に提供を開始する「コミュニティー割引」として、離れた場所で暮らすユーザー同士がグループで申し込むことで、1契約者回線当たり315円を「フレッツ光」の月額利用料から割り引く。1グループの回線数は2回線または3回線で申し込める。

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