写真●楽天の電子書籍リーダー「kobo Touch」
写真●楽天の電子書籍リーダー「kobo Touch」
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 楽天は2012年8月27日、日本国内で販売中の電子ブックリーダー「kobo Touch(コボタッチ、写真関連記事)」に、パソコンなしでも設定ができるようにする機能「Wi-Fiかんたん設定」の搭載を始めたと発表した。同日以降に楽天市場の直販サイトなどで購入したkobo Touchでは、Wi-Fi(無線LAN)に接続できる環境があれば、パソコンを介さずに初期セットアップ(アクティベート)が可能になる。

 7月19日に国内発売したkobo Touchは、パソコンがなければアクティベートできない仕様だった。楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は発売翌日の時点で、早期に改良する方針を明言していた(関連記事)。

 既にkobo Touchを購入済みの顧客に対しては、「Wi-Fiかんたん設定」機能を搭載した状態にアップデートする無償サービスを1カ月間限定で提供する。顧客が楽天のWebサイトで申し込んで指定の場所にkobo Touchを送付すると、楽天側でファームウエアのアップデート作業を行ったうえで返送される。

[楽天の発表資料]