ヤフーは2012年8月24日、同社のポータルサイトYahoo! Japan内に6月27日から開設しているロンドンオリンピック特設サイト「ロンドンオリンピック特集」のこれまでの累計ページビュー（PV）数やアクセス傾向の分析結果などについて報告した。
累計PV数については、8月23日時点で「16億PV」を突破。Yahoo! JAPANが提供してきた過去のオリンピック特集との比較では、バンクーバーオリンピック（2010年冬季五輪）時の「10.6億PV」をはるかに上回って過去最高になったという。上記PV数はパソコン・携帯電話・スマートフォンの3デバイスからのアクセスを合計したものだが、ヤフーによれば特にスマートフォンからのアクセスが目立って多く、全PVの4分の1がスマートフォン経由だったとしている。
アクセス傾向を見ると、テレビやインターネットの動画ストリーミング配信によって複数の競技が同時放映されていた「午前0時前」の時間帯にアクセスが集中する傾向にあったといい、「テレビ中継などを見ながら競技内容や選手の情報をチェックする」という利用傾向が顕著に表れていたと同社では分析している。
大会期間中、競技開催時間帯において最もアクセスが集中した日時のベスト3は、1位が卓球女子団体決勝戦とシンクロ女子デュエット決勝、体操男子個人種目別平行棒決勝などが重なった「8月7日23時台」、2位がフェンシング・男子フルーレ団体準決勝と体操男子個人種目別床運動決勝、バレーボール女子イギリス戦が重なった「8月5日22時台」、3位が卓球女子シングルス準々決勝、柔道男子81kg級および女子63kg級、アーチェリー男子個人2回戦などが重なった「7月31日20時台」だったという。
その他、特設サイトのトップページや競技別ページ、選手紹介ページなどに設置した応援ボタンのクリック数が8月15日集計時点で「499万5800回」に達したことや、競技の盛り上がりを同時並行で可視化するサービス「つぶや☆king」へのアクセスが連日数百万PVレベルだったことなども併せて紹介している。
ロンドンオリンピック特集サイトは9月2日をもってクローズするが、ヤフーでは8月29日から9月9日まで開催されるロンドンパラリンピック向けの特設サイト「ロンドンパラリンピック特集」（写真）を8月22日に開設しており、こちらもオリンピック特設サイトと同様に競技や選手に関する様々なコンテンツを9月19日まで提供する予定となっている。
