消防庁は2012年8月24日、「大規模災害時におけるソーシャル・ネットワーキング・サービスによる緊急通報の活用可能性に関する検討会」を発足させると発表した。

 この検討会は、大規模災害発生などにより、電話(固定電話、IP電話、携帯電話)を使った「音声による緊急通報」に障害が発生した場合を想定する。このときにインターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用した緊急通報の可能性について検討することを目的にする。

 検討会には、NHN Japan、Twitter Japan、ミクシィの関係者が参加する。さらに、sinsai.infoやNTT東日本やヤフー、総務省の関係者、消防関係者、弁護士などで検討会を構成する。2012年度内に3回の検討会を実施する。第1回の検討会は8月29日に予定する。

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