アシストは2012年8月21日、自社の勤怠管理システムにはオープンソースソフトウエア(OSS)のMosPを採用したと発表した。現在旧システムと並行稼動しており、2012年9月にMosPに移行する。

 MosPは、マインドが開発しOSSとして公開している業務アプリケーション。勤怠システムのほか、人事システムと給与システムもOSSとして公開している。クラウドサービスとしても提供しており、100ユーザーまで無料で使用できる。

 アシストでは約830名の全従業員がMosP勤怠管理を利用する。バックエンドのデータベースとしてPostgreSQL 8.4を採用した。アシストでは、今後Oracle Databaseとの連携機能を利用した既存のスケジュール管理システムや営業支援システムとの連携を行う予定。またPostgreSQLの同期レプリケーション機能を利用した大阪支社サーバーとのデータ動機による災害対策や、負荷分散の仕組みを構築するとしている。