写真1●エバーグリーンの「オーディオ 信号 エクステンダー」(DN-82507)
写真1●エバーグリーンの「オーディオ 信号 エクステンダー」(DN-82507)
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写真2●両端がステレオミニ(3.5mm)ジャックの「Bタイプ」
写真2●両端がステレオミニ(3.5mm)ジャックの「Bタイプ」
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写真3●片側がRCAジャックでもう片側がステレオミニジャックの「Cタイプ」
写真3●片側がRCAジャックでもう片側がステレオミニジャックの「Cタイプ」
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 エバーグリーンは2012年8月16日、データ伝送に使う比較的安価なLANケーブルを利用してオーディオ信号(アナログ)を最大75mまで伝送可能にするアダプター(エクステンダー)「オーディオ 信号 エクステンダー」(写真1、型番はDN-82507)を販売開始した。同社直販サイト「上海問屋」の限定商品として販売する。価格は799円。

 CAT6(カテゴリー6)以上のUTP(シールド無しより対線)ケーブルの両端にアダプターを接続する形で利用する。アダプターは、両端がRCA(L/R 2ch)ジャックの「Aタイプ」(写真1)、両端がステレオミニ(3.5mm)ジャックの「Bタイプ」(写真2)、片側がRCAジャックでもう片側がステレオミニジャックの「Cタイプ」(写真3)と、先端のコネクタ(ジャック)形状が異なる3種類を用意している。アダプタ部分のケーブル長は約15cm。

 販売元のエバーグリーンによれば、「オーディオケーブルは高価なことに加えあまり長いものが存在しないが、LANケーブルは安価なうえに長く、細く、柔らかいため、配線の取り回しがしやすく壁面内配線などに向いている」という。

 同社では利用例として、家の中にあるオーディオ機器と、庭やバスルームなど離れた場所に設置したスピーカーを同アダプターおよびLANケーブルを使って接続し、音楽を楽しむといった使い方を紹介している。