写真1●Zohoシート3.0の画面(メニュータブ)
写真1●Zohoシート3.0の画面(メニュータブ)
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写真2●Zohoシート3.0の画面(ソルバー)
写真2●Zohoシート3.0の画面(ソルバー)
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 ゾーホージャパンは2012年8月16日、クラウド型(SaaS型)で提供する表計算ソフトの新版「Zohoシート3.0」を発表、同日提供を開始した。新版では、UI(ユーザーインタフェース)を改善し、タブ切り替え方式でメニュー操作を可能にした。価格は無償で、別途ユーザー登録が必要。

 オンラインで提供されている表計算ソフトを、Webブラウザーを用いて遠隔操作する。これにより、ローカルPCにソフトウエアをインストールすることなく利用できる。表計算シートを他人に公開したり、チームで一つのシートを共有して共同編集したりすることもできる。

 Excelと同様に使える、としている。データは、ExcelからのコピーアンドペーストやExcelファイルからのデータインポート、Excelファイルへのデータエクスポートが可能である。Excelのピボットテーブル(分析機能)やマクロ機能(VBA:Visual Basic for Applications)も利用できるという。

 新版ではUIを改善し、メニュー操作をタブの切り替えによって行えるようにした(写真1)。新版ではさらに、印刷プレビューなどいくつかの新機能も追加した。印刷プレビューのほかに、ソルバー(What-if分析機能、連立方程式などが利用可能になる、写真2)、フィルター(条件でデータを抽出)、単語の検索と置換、数式のオートコンプリートなどが追加されている。