ブロードネットマックスは、新型の権利保護スクランブル装置「DSC-1101」の販売を、ケーブルテレビ事業者向けに開始した。B-CAS方式によるスクランブル放送を実現する。

 新型の権利保護スクランブル装置は、ECM送出とスクランブラを1U サイズ(482.6mm×43mm×380mm)の筐体に一体化している。同社従来品は、ECM送出とスクランブラが別筐体であり、新製品で2分の1程度のスペースで設置することが可能となった。自主放送の運用を停止させずに、鍵データの更新や高速・大容量のデータロードを行うことができるという。またソフトウエアのバージョンアップにより、地上デジタル放送で運用される新コンテンツ権利保護方式にも対応できる。

 なお、入間ケーブルテレビグループ(入間ケーブルテレビ、ゆずの里ケーブルテレビ、東松山ケーブルテレビ)への納入が決定しているという。

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