写真●ボイスが発売したFacebook専用紙製カード「FBカード」 カジュアルな場で仕事用の名刺代わりに配るといった使い方を想定している
写真●ボイスが発売したFacebook専用紙製カード「FBカード」 カジュアルな場で仕事用の名刺代わりに配るといった使い方を想定している
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 ボイスは2012年8月9日、普段使っている仕事用名刺の代わりに、ユーザーのFacebook登録情報のみを相手に伝える目的で利用する紙製カード「FBカード」(写真)を発売することを発表した。価格は80枚(ミシン目入り4枚つづりのシートが20シート)で1980円。9月1日から販売を始める。

 販売元のボイスによれば、FBカードは通常の名刺を交換し合うようなビジネスの現場以外で出会った相手に対して、「仕事用の名刺を渡したり、いきなり携帯電話番号を教えたりしたくない」といったケースで活用できるという。カードにはFacebookに関連する情報以外は一切記載されないため、気軽に相手に渡すことができ、紛失した場合の被害も少ないとしている。

 カード表面には、ユーザーが申請した名前やFacebookアカウント名、プロフィールページのURL(ユニークURL)などが文字で記されているほか、右側には「いいね!」マークを模した目を引くデザインのQRコードも印刷されている(写真参照)。QRコードにはユニークURLが格納されており、カードをもらった相手は携帯電話やスマートフォンのカメラを使って簡単に同ページにアクセスできる。

 FBカードの切り取り前(4枚つづりシート)のサイズは縦91mm×横55mmで、切り取り後のカードサイズは縦22.75mm×横55mm。色は写真のブルーのほか、ピンクもラインアップしている。