画面1●ブリヂストンの「Drive Link」アプリの画面。走行経路を記録
画面1●ブリヂストンの「Drive Link」アプリの画面。走行経路を記録
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画面2●ドライブの動画を生成する時は、演出用のテンプレートを選択できる
画面2●ドライブの動画を生成する時は、演出用のテンプレートを選択できる
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 ブリヂストンは2012年8月9日、ドライブ時の位置・コース情報や写真を記録したり、動画を自動生成・共有したりできる自動車運転者・同乗者用アプリケーション「Drive Link」を公開した。米アップルのiPhoneシリーズ用アプリで、「App Store」を通じて無料配信する。夏・秋の行楽シーズンの利用を見込み、2012年12月末までの期間限定で提供する。

 ドライブ中にDrive Linkアプリを起動しておくと、GPS情報を基に走行したルートを自動的に記録できる(画面1)。途中の観光スポットなどで写真を撮るとその位置も記録し、後でドライブの思い出を振り返りやすいようにしている。

 同じ車に複数人が同乗する場合は、最大6人までを「ひとつのドライブの参加者」として登録できる。ソーシャルの要素も組み込んでおり、それぞれがアプリで撮影した写真をFacebookやTwitter、mixiを通じてシェアできる。

 さらに、これらの写真をまとめて自動的に動画を生成する機能も備えた。BGMやテンプレートの組み合わせを500種類以上用意しており、動画の演出用に使える(画面2)。生成した動画などは、アプリ上だけではなく、パソコン用の特設Webサイトに掲載して、ドライブの思い出を振り返ることができる。

 ブリヂストンはアプリの配信によって新たな「ドライブの楽しみ方」を提案し、“若者の車離れ”に歯止めをかけたい考えだ。

[ブリヂストンの発表資料]
[ブリヂストンの「Drive Link」特設サイト]