ギャガは2012年8月8日、自社配給作品を中心とした映画本編を、パソコンやスマートフォンで楽しめる動画配信サービス「GAGAシアター」を同日に開始すると発表した。配信形態は国内限定のストリーミング形式で、プラットフォームとして米Ooyalaの映像配信システムを採用したヤフーの「vipo」を導入した。

 GAGAシアターでは配給会社独自のサービスとして、無料の会員登録者に対し劇場公開前作品の試写会への招待や、キャストインタビューなどの特別映像を提供し、公開作品の宣伝を展開する。グッズプレゼントなどの会員特典も提供する。

 FacebookやTwitterなどのSNSと連動した施策も実施する。劇場公開前のユーザーアンケート取得などマーケティングに活用するほか、口コミ拡散も狙う。

 有料配信コンテンツは、アカデミー賞受賞作品など過去の優良作品のほか、地域によっては視聴できなかった単館系作品をラインナップする予定である。

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