写真●Microsoftが開設した「Office Store」
写真●Microsoftが開設した「Office Store」
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 米Microsoftは現地時間2012年8月6日、同社のオフィススイートと連携するアプリケーションを配信/販売するサービス「Office Store」(ベータ版)の開設を発表した(写真)。

 Office Storeでは、「Microsoft Office」や「SharePoint」をサポートするアプリケーションを提供する。詳しい説明やユーザーレビューのページも用意する。アプリケーションを入手するには、「Office 2013」のプレビュー版をインストールし、Microsoftアカウントでログインしている必要がある。

 また、Officeを使用中に「Insert」タブから「Apps for Office」を選べば、お薦めのアプリケーションを閲覧してそのままダウンロードまたは購入し、すぐに使い始めることができる。

 Excelでオリンピック大会のメダル獲得状況を視覚的に追跡できる「Medal Tracker」や、Outlookからビジネス向けSNS「LinkedIn」の情報にアクセスする「LinkedIn for Outlook」など様々なアプリケーションが既にOffice Storeで公開されている。

 Office Storeで提供するアプリケーションは、不正なコンテンツや不適切なコンテンツが含まれていないかMicrosoftが厳しく審査するという。開発者は「Seller Dashboard」機能を使って、アプリケーションに関するページビュー、トライアル版や無償版のダウンロード回数、有償版の購入件数などを管理できる。開発者は収益の20%を手数料としてMicrosoftに支払う。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]