Androidのバージョン別シェア。8月1日までの2週間、Google Playへのアクセスを分析した(出典:米Google)
Androidのバージョン別シェア。8月1日までの2週間、Google Playへのアクセスを分析した(出典:米Google)
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 米Googleは現地時間2012年8月1日、同社のモバイルOS「Android」の使用状況に関する調査結果を発表した。それによると、7月半ばにリリースしたばかりの最新バージョン「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)は、すでにAndroid端末全体の0.8%で使われている。また「Android 4.0」(同「Ice Cream Sandwich」)がこの1カ月でシェアを伸ばした。

 8月1日までの2週間に同社のデジタルコンテンツ配信サービス「Google Play」に対して行われたアクセスを分析したところ、最も使われているバージョンは「Android 2.3」(開発コード名「Gingerbread」)で、シェア60.6%を占めた。Android 4.0は15.9%にシェアが拡大し、「Android 2.2」(同「Froyo」)のシェア15.5%を上回った。

 1カ月前のシェアは、Android 2.3が64.0%、Android 2.2が17.3%、Android 4.0が10.9%だった(関連記事:Androidの使用状況、Ice Cream Sandwichは1割、最も使われているのはGingerbread)。

 米メディア(Ars Technica)によると、Android 4.0はリリースから5カ月経った4月のシェアが2.9%、6月のシェアが7.1%と、引き続きシェアを拡大している。しかし、リリース後10カ月でシェア40%に達したAndroid 2.3に比べると、普及速度ははるかに遅い。

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