NTTコミュニケーションズは2012年8月1日、本体とグループ企業の計4社にあるオンラインマーケティング関連事業を統合・集約し、新会社を設立すると発表した。スマートフォンやソーシャルメディアの急速な普及に対応し、顧客企業のマーケティング活動を支援する事業を強化する。NTTコムは「ビッグデータ・グローバル時代に向けた更なる事業強化を図るため、グループ4社が培ってきた技術や知見を統合した新会社を設立する」としている。

 新会社名は「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」で、10月1日から営業開始する。まず、NTTコム本体のオンラインマーケティングソリューション事業、データベースマーケティング事業を担うNTTコム子会社のNTTナビスペース、NTTレゾナントのオンラインリサーチ事業(gooリサーチ)が新会社に集約される。

 その後2013年1月には、NTTコム子会社でWebアクセス解析事業などを手がけるデジタルフォレスト(買収時の記事その後の関連記事)の全事業を承継する。統合完了時点での従業員数は約150人になる予定である。

[NTTコミュニケーションズの発表資料]