米Googleは現地時間2012年7月30日、独自SNS「Google+」のビデオチャット機能「Hangout」をインターネットメールサービス「Gmail」に導入すると発表した。Gmailでは2008年よりピア・ツー・ピア技術をベースにしたビデオチャット機能を提供していたが、これをより高品質なHangoutに置き換える。
Hangoutにアップグレードすることにより、Gmailを使用中の相手だけでなく、WebブラウザーやAndroidおよびiOSデバイスからGoogle+にアクセスしているユーザーとビデオチャットが楽しめる。
従来のように1対1で行う会話のほか、最大9人で同時にグループチャットしたり、「YouTube」ビデオを一緒に視聴したり、「Google Docs」上のドキュメントを共同編集したり、画面を共有したりできる。
GmailへのHangout導入は、同日より数週間かけて段階的に実施する。
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