米Microsoftは現地時間2012年7月30日、次期OS「Windows 8」に対応する新しいマウスおよびキーボードを発表した。主にタブレット端末で使うことを想定したコンパクトな「Wedge Touch Mouse」と「Wedge Mobile Keyboard」は、Bluetoothを介してコンピュータと接続する。
Wedge Touch Mouseは独特の形状をしたマウスで。4方向タッチスクロールに対応する。トラッキング技術「BlueTrack Technology」により、透明ガラスや鏡面以外ならどこでも使用できるという。接続しているコンピュータとともにスリープする「Backpack」モードを備え、希望小売価格は69.95ドル。
Wedge Mobile Keyboardは、フルサイズキーボードにWindowsホットキーとメディアキーなどを備える。専用カバーはキーボードを保護するだけでなく、タブレット端末のスタンドとしても利用可能。希望小売価格は79.95ドル。
また、Windows 8搭載パソコンでの使用を想定したBluetooth対応のマウス「Sculpt Touch Mouse」とキーボード「Sculpt Mobile Keyboard」も発表した。Sculpt Touch Mouseは4方向タッチスクロールに対応し、ウインドウやドキュメントのスワイプ操作などが可能。Sculpt Mobile Keyboardは重さが450g余りで持ち運びしやすく、手首を置く位置にフィットした「Comfort Curve」デザインを採用。一定時間使わないとスリープする機能を備える。いずれも希望小売価格は49.95ドル。
4製品とも、Microsoftのオンラインストア、あるいは小売販売店で近日中に販売を開始する。