ジュピターテレコム(J:COM)は2012年7月30日、J:COMのVODサービス「J:COM オン デマンド」で配信する「東野圭吾ドラマシリーズ“笑”」について、視聴覚障がい者向けに音声ガイドや日本語字幕をつけたバリアフリー版を8月1日より順次配信すると発表した。

 バリアフリー版は、2004年からバリアフリー映画などの提供に積極的に取り組んでいる住友商事の協力で製作される。J:COMは全3話の各エピソードにおいて、通常版に加えて、「日本語字幕つき」と「音声ガイド&日本語字幕つき」の2種類を配信する。

 日本語字幕つきでは、セリフや効果音を文字表示することで、聴覚障がい者の理解をサポートする。音声ガイド&日本語字幕つきでは、日本語字幕に加えて、音声ガイドでセリフとセリフの間の場面をナレーションで解説する。

 9月には、映画作品「ソラニン」「明日への遺言」「グーグーだって猫である」「ハンサム★スーツ」のバリアフリー版の配信も予定する。

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