米Chitikaが現地時間2012年7月27日に発表した米AppleのパソコンOS「Mac OS X」の利用状況調査結果によると、最新版「OS X Mountain Lion」(バージョン10.8)は正式リリースから2日間でMac OS X全体の3%以上のシェアを獲得した(図1)。
Mountain Lionは7月25日に一般向け提供が開始された(関連記事:Apple、OS X最新版「Mountain Lion」の一般向け提供を開始)。48時間後の使用率は3.21%で、「Mac OS X 10.4 Tiger」の2.75%を上回った。最も使用されているバージョンは「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」(45.51%)、次いで「Mac OS X 10.7 Lion」(34.97%)、「Mac OS X 10.5 Leopard」(13.56%)と続いた。
Chitikaによると、Mountain Lionは前バージョンのLionをはるかに上回る勢いを見せているという。Lionは発売後24時間で100万件以上ダウンロードされた(関連記事:Apple、「Mac OS X Lion」が発売初日で100万ダウンロード突破)。また、Chitikaの測定ではLionはシェア14%に達するまで3カ月かかった。
ChitikaはMountain Lionが好調なスタートを切った要因として、19.99ドルという手頃な価格を挙げている。なお、Mountain LionがインストールできるのはLionまたはSnow Leopard(OS X 10.6.8以降)に限られ、それ以前のOSは一度OS X 10.6.8以降にバージョンアップする必要がある。
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