米Twitterの日本法人であるTwitter Japanは2012年7月27日、日本時間の深夜0時20分から1時までの間、Twitterサービスが停止していたことを同社ブログ上で公表し、謝罪した。サービスが完全に復活したのは1時25分ころだったという。

 ちょうどロンドンオリンピックのサッカー男子、日本対スペイン戦の最中だったため、大量の応援や実況ツイートが集中してシステムダウンが起こったのではないかという憶測も一部で流れたが、Twitter Japanによれば、原因は「Twitterのデータセンター(DC)のシステムの問題」だったという。

 同社によると、Twitterサービスに使っているデータセンターでは、システム障害が起こった場合、自動的に別のシステムに切り替えて処理を続行する冗長構成をとっている。しかし、今回は両方のシステムに同時に障害が発生したため、サービスが停止してしまったという。

 Twitter Japanでは、再発を防止するために現在インフラチームが検証を実施していると説明するとともに、日本対スペインのサッカー試合を楽しんでいたTwitterユーザーが喜びの瞬間にツイートできなかったことに対して謝罪の意を表している。