「東日本復興支援コンソーシアム」、ヨーズマー、アクトビラ、北陸総合通信局は2012年7月26日、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の本祭りの様子を、7月29日に「南相馬チャンネル」で完全ライブ中継すると発表した。

 「相馬野馬追」は、相馬氏の祖である平将門が軍事訓練をしたのが起こりと伝えられ、甲冑に身を固めた500余騎の騎馬武者が疾走する豪華絢爛で勇壮な伝統の祭りとして知られている。昨年は震災の影響で規模を縮小したが、今年は復興の思いを込めて例年通り開催される。そのうち2日目の本祭りの様子を、9時30分から14時30分までの5時間、現地から完全ライブ中継する。

 今回が、南相馬チャンネルとしては初のライブ中継となる。現在南相馬市から全国に数多くの人が避難しているが、この祭りを中継することで一人でも多くの避難者に同チャンネルを視聴してもらう契機となり、同時に国内外の多くに同チャンネルを知ってもらい、その意義を理解してもらう契機となること期待し実施する。

 今回のライブ中継は、南相馬市内では「南相馬チャンネル」のエリア放送で視聴できる。遠隔地への避難者や全国の視聴者はアクトビラで視聴できる。また、パソコン経由で国内外から視聴できる。

 「南相馬チャンネル」は、2011年7月より、東日本復興支援コンソーシアムの支援により東日本大震災の被災者向けに、地域に密着した生活支援や復興関連情報を扱う番組を提供している。

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