写真1●「Promoted Updates」の画面例
写真1●「Promoted Updates」の画面例
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 米Foursquareは現地時間2012年7月25日、有料広告サービス「Promoted Updates」を発表した(写真1)。地域の事業者や全国展開するブランドは、ユーザーの「Explore(検索)」画面に割引や新製品などの宣伝情報を位置ベースで配信できる。

 ユーザーがExploreタブで検索を実行すると、検索内容と位置に基づいて検索結果画面に宣伝情報を提供する。たとえばユーザーが「ノートパソコン」を検索した場合、近隣のコンピュータショップの週末特別セールに関するメッセージが表示される。販売店や飲食店などは、新しいファッションアイテムの情報や特典情報、新メニューの写真などを、ユーザーの関心事と位置に応じて配信することが可能になる。

 Promoted Updatesはユーザーの友達がいた場所や「Like」ボタンを押した場所、ユーザー自身が頻繁にチェックインする場所や現在地などに関連して表示される可能性があるという。すでにパイロットプログラムのパートナーとして米Best Buy、米Gap、米Hilton、米Old Navy、米Walgreensなど約20社が提携している。

 なおPromoted Updatesのメッセージには2種類あり、「新しいMP3プレーヤーが入荷しました」といった情報は「アップデート」、「MP3プレーヤー全製品が10%オフ」といった情報は「スペシャル」と区別する(米CNET News.comの報道)。

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