米Googleは現地時間2012年7月24日、企業のクラウド導入を支援するパートナー向けプログラム「Google Cloud Platform Partner Program」を発表した。企業のITニーズに応えるためのツール、トレーニング、リソースをパートナーに提供する。

 Googleは同パートナープログラムにより、クラウドサービス「Google Cloud Platform」の普及促進を図る。Google Cloud Platformの製品には、Webアプリケーション開発/実行環境「Google App Engine」、コンピューティングリソースをIaaSモデルで提供する「Google Compute Engine」、クラウドベースのストレージ「Google Cloud Storage」、大規模データの高速分析を可能にする「Google BigQuery」などがある。

 Google Cloud Platform Partner Programでは、パートナーを「Service Partners」と「Technology Partners」の2種類に分類する。前者は、Google Cloud Platformの各製品に関するコンサルティングと導入サービスを提供するパートナーを指す。後者はGoogle Cloud Platformと連携するツールや、Googleサービスを基盤にした製品を展開しているパートナーが該当する。

 Google Cloud Platformの専用ページを見ると、現時点でService Partnersとして米CSC、英PA Consulting、インドWipro Technologiesなど28社が、Technology Partnersとして米Informatica、米OrangeScape、米RightScaleなど21社が登録されている。

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