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 FM東京は、USB接続型のV-Lowマルチメディア放送受信boxの発売を近く予定する。IPDCプロトコルのミドルウエアを含むWindows版のSDK付きである。パナソニック デバイス社が開発したV-Low受信チップを採用する。

 7月23日に開催されたV-Lowマルチメディア放送推進全国協議会主催「第1回V-Lowマルチメディア放送 シンポジウム」に、FM東京は山形カシオと共同出展し、その中でこのBoxを展示した(写真)。デジタルサイネージなど、別途アプリケーションを自由に制作することで、様々な実験を実施することができる。

 また、VLCといったフリーソフトによるメディアプレーヤーに接続することで、V-Lowマルチメディア放送の映像・音声のストリーミングサービスを受信・再生できる。全国各地のV-Low実験で、受信確認ツールとして利用できるという。

 この日は、このほか山形カシオがFM東京と共同で開発した試作機を使い、地域別の緊急警報放送の受信デモなどを行い、安心安全端末として動作する様子などを来場者に見せていた。