米ForeSeeと米American Customer Satisfaction Index(ACSI)は現地時間2012年7月17日、インターネット事業に対する米国顧客満足度調査の結果を発表した。それによると、ソーシャルメディア分野では「Google+」が「Wikipedia」と並んで最も高い顧客満足度を獲得し、「Facebook」を大きく上回った。

 ソーシャルメディアの平均顧客満足度指数は100点満点中69点で前年調査の70点と比べ1.4%低下した。Facebookの顧客満足度は61点で前年の66点から7.4%減少。一方Google+の顧客満足度は78点だった。

 Google+は従来型広告が表示されない点や、モバイル対応が充実している点が強みになっている。これら強みは逆にFacebookの弱みでもあるが、Facebookに関して最も苦情が多いのはユーザーインタフェースを頻繁に変更することだと、同調査は指摘している。

 他のソーシャルメディアでは、「YouTube」(73点)の満足度が高く、「Pinterest」(69点)も健闘している。「Twitter」(64点)や「LinkedIn」(63点)は平均を下回った。

 また、ポータルおよび検索エンジン分野の顧客満足度は平均79点で前年と比べ1.3%低下した。首位の座は82点の「Google」が維持し、2位に81点の「Bing」、3位に80点の「Ask.com」が続いた。「Yahoo!」は78点、「AOL」は74点だった。

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