ヤフー子会社のファーストサーバは2012年7月13日、6月20日に発生したクラウドサービスにおけるデータ消失障害で、障害の対象となったサービスを利用中の顧客に「損害賠償のご案内」発送を開始したと発表した。損害賠償請求に必要な書類を同封している。

 ファーストサーバは「お客様にサービスの対価としてお支払いただいた総額を限度額」として損害賠償をすると表明していた(関連記事)。データ消失やサーバー停止による機会損失については、「損害賠償の対象とする予定はない」という。

 ファーストサーバは障害に関して「第三者調査委員会」(関連記事)を設置して調査を進めており、7月中旬に中間レポートまでにをまとめる予定だ。

[ファーストサーバの発表内容]